白く美しく

歯医者さんに通う方の多くが、虫歯や歯周病の治療あるいは歯の矯正などが目的です。
一方で、ここ数年は予防歯科という概念が一般的にも広く普及するようになってきました。
予防歯科とは、文字通り予防のために歯科を受診するということです。
虫歯にならないための口腔環境を整えたり、口に入れるものへ配慮するといったことで、虫歯になるのを未然に防ぐことができます。
また、予防歯科に通うことで、いち早く虫歯に気づくことができるため、治療も最小限に抑えることができるというメリットもあります。
こうしたケアはご自宅でもできますが、虫歯になりやすいかどうかを適切に診断し、それに合った対策を練ることが最も重要なのです。
口の中の汚れが定着して歯石となる前に、定期的に取り去ることも大切です。口腔内の状態によっては、一ヶ月に一度のケアが必要なこともあります。

歯の健康を保つことは、一生自分の歯でおいしいご飯が食べられるだけではありません。
口腔内疾患は、全身の病気につながっていることもある怖いものなのです。
たとえば、口の渇きは、よくよく調べてみると高血圧や糖尿病であることもあります。
また、研究によって、歯周病を防ぐことは心筋梗塞・脳梗塞といったリスクの軽減にもつながるということが明らかになっています。
30代以降となると、程度はさておき、ほとんどの方が歯周病にかかっているといわれています。
子どもだけでなく、大人こそ定期的に歯医者さんに通う必要があるのです。
また、高齢者の方も油断は禁物です。入れ歯であっても、歯周病は起こりえます。
年齢によって予防歯科の行い方も異なりますので、一度カウンセリングに行ってみることからはじめてみるとよいでしょう。